関西エアポート、直営30店舗にエコ素材の買い物袋を投入 神戸空港も来春から

20170911神戸空港エプロン

 関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)は、2020年4月から直営の約30店舗を対象に、ビニール製のショッピングバッグを環境に配慮した紙バッグや、生物由来の素材を使ったショッピングバッグに切り替えることを決めた。神戸空港の対象店舗でも、エコ素材の袋に切り替える。関西エアポートは今後、具体的な復路の素材やデザインなどを詰める。(写真は神戸空港=資料)

 海の微小なプラスチックゴミ「マイクロプラスチック」による海洋汚染への世界的な関心の高まりなどに対応する。導入する紙バッグは、流通・加工時に認証を受けた林産物だけで製造する「FSC認証」を受けた袋を使用する意向だ。このほか関西エアポートグループの全社員にエコバッグを配布。買い物時にプラスチック袋を使用しなくてよい環境を作る。

 関西エアポートグループは昨年4月に環境計画「Oneエコエアポート計画」を作成。運営する3空港での環境負荷を抑える目的で、「気候変動への対応」「資源循環」「周辺環境との共生」「環境マネジメント」の4つを柱に、事業活動に取り込んでいるという。買い物袋へのエコ素材採用は「気候変動への対応」の一環としている。

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