5月の神戸市消費者物価指数、現基準での最高値を更新 前年比0.7%上昇
- 2019/06/21
- 09:39
兵庫県が21日に発表した5月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.7%上昇の101.6と、10カ月連続で前年同月を上回った。前月比では0.1%上昇と3カ月連続で上昇し、現基準での最高値を18年12月以来5カ月ぶりに更新した。
10大費目別で見ると9費目が前年比で上昇。「生鮮食品を除く食料」の価格上昇が大きく寄与した。加えて、ルームエアコンや電気掃除機などの家庭用耐久財が上昇した「家具・家事用品」、ゴルフプレー料金や外国パック旅行費が上昇した「教養娯楽」がそれぞれ高くなった。
半面、下落したのは携帯電話の通信量や、携帯電話機の価格下落が影響した「交通・通信」の1費目にとどまった。
全国統計では、総務省が同日発表した5月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.8と前年同月比で0.8%上昇した。上昇は29カ月連続。前月比(季節調整値)でも0.1%下落した。
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