ラグビーW杯、試合開催日に「ヨルバル 」など実施 神戸観光局

20190620おもてなし事業

 神戸観光局は20日、今秋開催するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で神戸市で試合を開催する際、神戸を訪れる観戦客を「おもてなし」する事業のうち、神戸観光局が費用の一部を補助する6事業を発表した。試合開催日である9月26日と10月8日には三宮センター街で試合後も楽しめる「ヨルバル」を開催するほか、和服を体験できる行事など訪日外国人を意識した事業をそろえた。

 ラグビーファンは大量のビールを飲みながら、試合終了後にラグビーについてじっくり語り合うのが特徴という。このため多くの店が閉店した後に三宮センター街で飲食屋台を展開する「ヨルバル」は、通常は午後11時に終了するが、時間を延長する見込み。ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)での試合が午後9時以降に終わってから三宮に移動し、さらにその後で飲食を楽しめるようにする。

 神戸ハーバーランドの高浜岸壁では、やぐらを組んだり、屋台を出したりと、日本らしいお祭りのムードを楽しめるようにする。さらに神戸の食なども楽しめるようにしたい考えだ。9月26〜30日、10月3〜6日を予定する。このほか神戸港内の観光船「ファンタジー号」に足湯スペースを設置し、神戸の海と山を楽しめるクルーズを実施する計画もある。

 一方で、国内外からの観光客に、こうしたW杯をきっかけとした行事をどのように周知するかが今後の課題だ。W杯期間のみ特別に実施する行事は、当然ながら普通のガイドブックなどに掲載されることはない。神戸観光局は、同局や神戸市の媒体を活用して広報活動する見通しだが、多言語での展開などが鍵になりそうだ。

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