22年11月の兵庫県一致指数、2カ月連続で上昇 基調判断「改善」を据え置き

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【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した2022年11月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント上昇の94.5だった。2カ月連続で上昇した。製造業を中心とした生産が堅調で、企業の雇用も改善が続いているのを反映した。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「改善を示している」との見方を6カ月連続で示した。

 一致指数の上昇は、大口電力消費量の増加、労働投入量指数の上昇、輸出通関実績の増加が寄与した。一方、鉱工業生産指数は低下、百貨店・スーパー販売額は減少、機械工業生産指数も低下したが、これらを吸収した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比1.4ポイント上昇の99.5と、2カ月ぶりに上昇した。鉱工業製品在庫率指数の低下や、企業倒産件数の減少、日経商品指数が上昇したことなどが寄与した。

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