7月の兵庫県一致指数、4カ月ぶり低下 基調判断「改善」を据え置き

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【神戸経済ニュース】兵庫県が30日に発表した7月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.9ポイント低下の87.5だった。4カ月ぶりに低下した。電力やガスなどのエネルギー価格の上昇などの影響で、企業の生産がややに抑制されたもよう。ただ個人消費などはしっかりしている。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き「改善を示している」との見方を2カ月連続で示した。

 一致指数の低下は、大口電力消費量や着工建築物床面積の減少、労働投入量指数の低下が響いた。機械工業生産指数の上昇や、百貨店・スーパー販売額の増加などでは補えなかった。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比2.5ポイント低下の101.7と、2カ月ぶりに低下した。日経商品指数(42種)の下落や、企業倒産件数の増加、公工業製品在庫率指数の上昇などが影響。新車新規登録台数の増加などでは補えなかった。

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