1月の兵庫県倒産件数、10件増の35件 負債総額14億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の1月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は35件と、前年同月に比べて10件増加した。負債総額は14億5400万円で、前年同月の9億7300万円から49%増加した。倒産件数は増加したが、依然として低水準で推移している。原材料高やエネルギー高の影響を受けながらも、新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、緩やかに景況感が改善するのを反映した。

 ただ月間の負債総額としては22年2月の8億8900万円以来、ほぼ1年ぶりの低水準になった。主な倒産案件は、居酒屋経営のみずかみ(神戸市中央区)の破産(負債総額4000万円)など。業種別は35件のうち14件がサービス業、9件が建設業、8件が小売業、2けんが製造業だった。倒産の方式別では、清算型の破産が31件、再建型の民事再生法が4件だった。会社更生法は発生なし。

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