兵庫津ミュージアムで今夏「レゴ」展示会 県内の魅力伝える作品募集も

2023013レゴ記念撮影

【神戸経済ニュース】玩具世界大手レゴグループ(デンマーク)の日本法人であるレゴジャパンのマイケル・エベスン社長と兵庫県の斎藤元彦知事は31日午前、神戸市兵庫区の兵庫津ミュージアムで記者会見し、同館で企画展「みんなで遊ぼう!ひょうごレゴ展(仮称)」を開催すると発表した。兵庫県とレゴジャパンが連携し、兵庫県内各地の魅力を伝える作品の制作・展示を実施。レゴの制作を通じた知育やSDGs(国連の持続可能な開発目標)を推進するイベントも開催する。(写真はレゴで作った兵庫県旗を手に記念撮影する斎藤氏=左=とエベスン氏)

 会期は7月15日〜10月15日を予定する。小中学生の夏休みシーズンに開催し、現役でレゴを使って遊ぶ子供たちの来館を誘う。県外からの来館も想定し、期間中の来館者2万人が目標だ。展示では姫路城やコウノトリ、渦潮と大鳴門橋、神戸ポートタワーといった兵庫県を象徴する風景をレゴブロックで再現。将来に残したい兵庫県の風景を募集してプロのレゴビルダー(レゴ制作者)が作るほか、「作品の写真をSNSで募集するなど遠隔地から参加できる仕掛けも検討したい」(斎藤知事)という。自宅で眠っているレゴを持参し、館内での作品制作に使う企画なども進めている。

 兵庫津ミュージアムが昨年11月に全面開業して以来、初めての企画展。レゴジャパンとしても初の博物館と共催するイベントになる。エベスン社長は「兵庫県とレゴグループが一緒になって、子供の未来をはぐくむ素晴らしいコラボレーション(共同企画)になれば」と語った。兵庫県の印象を問われたエベスン氏が、神戸に到着した前日夜に神戸ビーフを試したことを明かすと、斎藤氏は「神戸ビーフのステーキも、ぜひレゴで作って展示したい」と話していた。

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