日本製麻の今期、純利益2.3倍に上方修正 海外マット事業など伸び

20221111日本製麻

【神戸経済ニュース】麻袋大手の日本製麻(3306)は10日、2023年3月期の連結純利益が前期比2.3倍の1億1100万円になりそうだと発表した。従来予想の6000万円から増益幅が拡大する。東南アジアでの自動車生産の回復に伴い。自動車用フロアマットの販売数量が東南アジアなど海外で伸びている。国内ではパスタなど食品事業では業務用の需要が回復している一方で、レトルト製品の需要も継続しているという。

 売上高は14%増の35億円、営業利益は3.1倍の1億7700円を見込む。従来予想は32億円、9100万円だった。10月以降の下期、国内パスタでは製造加工の受託を予定する。試験的な数量だが、今後拡大できるようなた業績の下支えになるという。麻袋やフレコンバッグなど産業用資材は、物流の混乱を受けて早めに確保しようと4〜9月期に受注が集中。下期の受注は減少するとみるが、これをマット事業などで補う。

 日本製麻は11日に2022年4〜9月期決算を発表する。

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