大栄環境、12月14日に東証プライム上場 国内外で最大3691万株を売り出し

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【神戸経済ニュース】東京証券取引所は9日、廃棄物処理や再資源化を手掛ける大栄環境(神戸市東灘区)の株式上場を承認した。国内外で最大3691万5000株の公募・売り出しを実施して12月14日に新規上昇する。市場区分は東証プライムを予定する。主幹事はSMBC日興証券が務める。

 新規上場に伴い350万株の公募増資を実施し、大株主であるウイングトワ(神戸市東灘区)が2860万株を売り出す。需要動向に応じて最大481万株のオーバーアロットメントによる追加売り出しを実施する。海外向けの公募・売り出しも予定している。

 仮条件の決定は11月28日、ブックビルディングは11月29〜12月2日、公募・売り出し(公開)価格は12月5日の決定を予定する。現時点では1株1270円を想定しており、最大で約470億円の資金を市場から吸収するとみられる。

 調達した資金は大栄環境の設備投資資金として45億円、設備投資を前提とした子会社への融資として50億円を充てる計画だ。大栄環境の三木リサイクルセンター(三木市)へのバイオマス発電(焼却)施設、三重中央開発の三重リサイクルセンター(三重県伊賀市)の管理型最終処分場(第2期)設営などを計画しているという。

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