三宮再開発 バスターミナル1期に施行認可、26年度の利用開始めざす

20190608バスターミナル

 JR三ノ宮駅の南東でバスターミナルの第1期の建設を目的として、神戸市と地権者らが出資した再開発会社「雲井通5丁目再開発」(神戸市中央区)は30日、第1種市街地再開発事業の施行認可を神戸市から得たと発表した。認可は29日付。地下2階、地上32階、塔屋1階で高さ約164メートルの高層ビルを建設する。国が直轄事業で進めるバスターミナルのほか、商業施設や神戸文化ホール大ホールの後継ホール、オフィスやホテルなどが入居する予定だ。

 今後は21年度中に、各地権者の権利を再開発ビルに移すための「権利変換計画」認可手続きを実施。22年度に着工を予定する。解体・新築工事に約5年の期間を想定している。(図は第2期までの完成イメージ=資料)

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