カルナバイオ株、5営業日ぶり取引時間中に売買成立 5日間で3倍に値上がり

20180823神戸株アイコン

 1日の東京株式市場ではカルナバイオサイエンス(4572)が6日続伸。終値は前週末比416円(16.90%)高の2878円だった。買い気配で始まり、一時は3220円まで上昇。取引時間中に売買が成立したのは5営業日ぶりになる。前週末6月28日まで4日続けて取引時間中は買い気配のまま値を付けず、制限値幅の上限(ストップ高)で大引けに売買を成立させていた。

 同社株が買いを集めるきっかけになった、がん免疫療法での米製薬大手ギリアド・サイエンシズとのライセンス契約に対する期待は大きい。ただ同社株は、1日までの5営業日で3倍超に上昇。取引時間中に値が付いたことで、急速な上昇は一服するとの見方が広がりやすく、目先はいったん短期的な利益確定の売りに押される展開になりやすいとの見方は多い。

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