さくらKCSが大幅高 好業績期待で1カ月ぶり高値、AI関連とも

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 28日の東京株式市場では、さくらKCS(4761)が大幅高。終値は前日比32円(4.00%)高の832円だった。一時は847円まで上昇した。5月23日につけた年初来高値の872円以来ほぼ1カ月ぶりの高値を付けた。特に目新しい買い材料は出ていないようだが、5月下旬から水準を切り上げる展開が続いている。2019年3月期の好業績期待などを背景に、一定の買いが入っているもようだ。

 今期の連結純利益は前期比62%増の3億4000万円を見込む。金融機関向け、民間の事業会社向けともに増収の見込み。社内システムの再構築に伴う減価償却などが重荷になるが、増収効果と経費削減で採算改善をねらう。データ入力などには人工知能(AI)を活用した省力化などを進めており、AI関連銘柄として物色された面もあるとの指摘が聞かれた。

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