神戸天然物化が大幅に反発 たつの市「イボキン」上場承認が刺激とも

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 29日の東京株式市場では東証マザーズ上場の神戸天然物化(6568)が大幅に反発した。終値は前日比150円(5.00%)高の3150円だった。一時は3175円まで上昇した。26日に上場来安値の2970円を付けるなど、このところ下値を模索する展開だったが、3000円の節目を下回ると値ごろ感から見直し買いが集まりやすいようだ。さらに、前日大引け後に東京証券取引所が、神戸天然物化と同じ兵庫県内に本社を置く「イボキン」(たつの市、コード5699)の上場を承認。これが刺激材料になったとの見方もある。

 イボキンは兵庫県の会社の新規株式公開(IPO)としては、3月15日の神戸天然物化に次いで今年2社目。8月2日に上場し、市場は東証ジャスダック。建築物の解体のほか、産業廃棄物や金属のリサイクルなどを手がける。アパレル大手ワールドの再上場観測が報道されたことなどもあり、兵庫県内の銘柄が新規上場することで、地元の個人投資家が活気付くとの期待感が一部で浮上したもよう。

 この数年内の兵庫県内でのIPO銘柄では、ATAO(3550、東証マザーズ)が大幅高。三機サービス(6044、東証1部)も小高い。

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