久元神戸市長、マルセイユ訪問「港も新たな関係できないか」 10月1日から出張

 久元喜造神戸市長は29日の定例記者会見で、10月1〜8日に予定するフランスへの出張について、仏マルセイユ市との姉妹都市提携55周年を記念する行事に出席するのが目的と説明した。マルセイユ市のゴダーン市長とも初の会談にのぞむ予定。経済交流について「港の交流も、新たな関係ができないか」と述べ、今回の渡仏に意欲を示した。(写真はマルセイユの客船ターミナル=フランス観光開発機構のホームページより)

20160929マルセイユ客船ターミナル

 久元氏はマルセイユ市との交流について「まず1つは文化交流をもっと盛んにできないか」との見解を示した。「どちらも港街であり、食文化も海の幸を使うという面で共通している」と述べた。2011年には姉妹都市提携50周年を記念した日本庭園や茶室が完成。神戸市が庭師を派遣するなど技術協力した。

 経済交流では「医療産業やIT(情報技術)でもそれぞれに集積がある」と指摘。そのうえで久元氏は「かなり離れているので難しい面もあるが」と断りながらも港の関係構築について言及。コンテナ市況の低迷は続くが、アフリカへのハブ港を目指すマルセイユと連携できれば、神戸がアフリカの成長を取り込む新たな経路になる可能性に期待も高まりそうだ。

 これまでの米サンフランシスコやアフリカ・ルワンダでは、同行した神戸の企業経営者らが、すでに現地のビジネスについて知見や関心を持ち、すぐにビジネスの話が始まっていたことを紹介。成果を上げたい項目を記者に問われると、「具体的なビジネス交流につなげるのが大事」と強調した。

 久元氏は10月2〜3日にマルセイユでの行事に出席した後、フランス南東部のグルノーブル市を視察し、中部トゥール市で開く日仏自治体交流会議に出席。パリで開催する「モンマルトルの丘ワイン祭」で、神戸観光をPRする予定なども盛り込んだ。
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