シスメックス、今期純利益33%増に上方修正 為替前提を円安方向に見直しで

20211110シスメックス

【神戸経済ニュース】医療用の検査機器・試薬を製造販売するシスメックス(6869)は10日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比33%増の440億円になりそうだと発表した。従来予想の400億円から上方修正した。外国為替市場で円相場が想定よりも円安で推移したことから、予想の前提になるレートを円安方向に見直したため。海外での収益が従来の想定に比べて膨らむ。

 売上高は前期比18%増の3600億円、営業利益は27%増の660億円を見込む。従来予想は3500億円、600億円だった。10月以降の想定レートは対ドルで112円、対ユーロで130円、対人民元で17円とした。期中平均では110.9円、130 .5円、15.7円を見込む。従来の想定は期中平均で106円、125円、16円だった。販売数量や品目数などは、従来予想から変更していないという。売上高は過去最高になる。

 同時に発表した2021年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比76%増の222億円だった。新型コロナウイルスの感染が落ち着いたことで検査需要が戻り、検査試薬を中心に世界で販売が回復した。売上高は28%増の1687億円、営業利益は69%増の337億円になった。

 川崎重工業(7012)との共同出資会社であるメディカロイドが製造販売する手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」は4〜9月の売上高が3億5000万円だった。すでに販売の交渉に入っている医療機関もあり、hinotoriの今期の売上高は50億円が目標だ。

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