ケミプロ化成の4〜9月期、税引き益51%増 紫外線吸収剤の復調

20211111ケミプロ

【神戸経済ニュース】化成品のケミプロ化成(4960)が10日発表した2021年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比51%増の1億8400万円だった。主力の紫外線吸収剤の販売が復調するなど、新型コロナウイルスの感染拡大で前年同期に停滞した経済活動が再開するのを受けて、同社製品の需要も回復。増収効果で利益も伸び、前年同期に特別利益として計上した保険解約返戻金などがなくなったのを補った。

 売上高は13%増の48億円、営業利益は2.1倍の4億1800万円になった。営業面で近年、力を入れている受託製造製品は順調に注文を受けた。ただ収益認識に関する新会計基準を今期から適用したことで、受託製造製品の売上高は2億431万円押し下げられた。同社全体としても売上高が同額が押し下げられた。新基準適用による利益への影響は軽微だった。

 22年3月期の業績予想は据え置いた。純利益は17%減の1億5000万円になる見通し。すでに半期で上回った。だが、新型コロナウイルスの感染再拡大や、原材料高、海上物流の混乱などのリスクは残るとして、業績予想の修正は見送った。

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