さくらKCS、4〜9月期の純利益56%減に下方修正 通期予想は据え置き

【神戸経済ニュース】三井住友銀系で情報サービスのさくらケーシーエス(4761)は21日、2021年4〜9月期の連結純利益が前年同期比56%減の1億2400万円になったようだと発表した。従来予想の2億4000万円から下方修正し、一転の減益見込みになった。3つの事業分野(セグメント)のうち「産業関連」で、大口の不採算案件が発生した影響が大きいとしている。

 営業利益は45%減の1億5600万円になった。従来予想の3億3000万円からの下方修正だった。一方で売上高は前年同期比8%増の117億円。従来予想の115億円を小幅ながら上回った。

 22年3月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比25%減の5億5000万円になる見通し。要員稼働率の向上で利益率は改善しているうえ、経費削減の強化で上期の利益の伸び悩みを回復できるとみている。このため中間配当の6円は予定通り実施し、期末6円も合わせて年12円配の計画も維持する。

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