さくらKCSの4〜6月期、最終赤字2400万円に縮小 要員稼働率が回復

20210731さくらKCS決算

 三井住友銀系で情報サービスのさくらケーシーエス(4761)が30日に発表した2021年4〜6月期の連結決算は、最終損益が2400万円の赤字だった。前年同期の3400万円から赤字幅が縮小した。新型コロナウイルスの感染拡大で前年同期に要員稼働率が低下した反動増で、増収効果が寄与した。金融関連、公共関連、産業関連のいずれも需要が堅調だった。

 売上高は前年同期比22%増の58億円、営業損益は5600万円の赤字(前年同期は6300万円の赤字)になった。収益認識の新基準を適用したことで、前期までと同じ基準で計上した場合に比べて売上高は4億9100万円増加。営業損益は3500万円縮小した。事業分野(セグメント)別の売上高は金融が28%増の18億円、公共が31%増の14億円、産業は14%増の25億円だった。

 22年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比25%減の5億5000万円になるとの見通しを維持した。さくらKCSは売上高を認識する機会になるシステムの納期が、7〜9月期と1〜3月に集中する傾向がある。

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