住友ゴム株が1年3カ月ぶり高値 ゴルフ松山英樹がマスターズ制覇で連想

20191231神戸株ワッペン

終値 1325円 +8円(+0.61%)

 12日の東京株式市場では住友ゴム工業(5110)が反発した。一時は前週末比58円高の1375円と、2019年12月25日以来ほぼ1年3カ月ぶりの高値に浮上した。ゴルフ世界4大メジャー大会の1つであるマスターズ・トーナメントで11日、松山英樹選手が日本勢として初優勝したのを受け、同選手が契約するメーカーとして用具の販売増などを連想した買いが入った。住友ゴムは「スリクソン」ブランドの用具や衣料を松山選手に提供している。

 ただ取引開始直後に高値を付けた後は、伸び悩む展開になった。海外での自動車生産の増加などを背景に、同社株はすでに年初来高値圏で推移していたことで、利益確定の売りが出やすかった。さらに日経平均株価が後場に入って下げ幅を拡大するなど、相場全体の地合いが悪化。同社の収益は海外のタイヤ事業に左右されやすいため、午後の外国為替市場で円相場が上昇したのも逆風になったとの見方もあった。

 ゴルフ関連では用品販売やプレーの予約サイトを運営するGDO(3319)も年初来高値を付けたほか、ゴルフ場予約サイトのVゴルフ(3931)が急伸。ゴルフクラブのシャフトを製造するグラファイトデザイン(7847)なども大幅に上昇した。

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