コンテナ流出の大型船 ONE APUS、きょう正午に六甲アイランド着岸へ

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 中国・塩田港(広東省深セン市)から米ロングビーチ港(カリフォルニア州)に向かう途中に荒天でコンテナ約1800個(20フィートコンテナ換算)を流出したとみられる大型コンテナ船「ONE APUS」(ワンアパス、写真=発表資料より)は8日正午に、神戸港の六甲アイランドに着岸する見通しになった。船主のチドリホールディング(東京都中央区)と、船舶管理会社のNYKシップマネジメント(シンガポール)が7日発表した。神戸入港に向けては、引き続き船舶と乗組員の安全確保を優先する方針だ。

 船主らは、流出した危険物のコンテナ64個の中身についても確認した。危険物コンテナの中身は64個のうち54個は花火、8個は電池、2個は液体アルコールだった。危険物が流出したことについて、米ホノルルとグアムの米沿岸警備隊・合同救助調整センター(JRCC)に通報。同センターは海上航行警報を発令して、周囲を航行する船舶に注意を呼びかけている。いまのところ浮遊している危険物コンテナはみつかっていないという。

 ワンアパスは甲板上のコンテナが倒壊し、船体にも損傷を受けている。このため営業航海の継続は難しいと判断し、同船の神戸寄港を決めた。神戸では当局が同船の安全を確認した後、流失や破損したコンテナの確認に加え、倒壊したコンテナを仮陸揚げして、船舶の検査や応急処置なども実施する予定だ。作業日数などについては現時点で明らかではないとしている。

 同船は日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社が共同で設立したコンテナ統合会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」が運航する。20フィートコンテナ換算で1万4000個積みの大型コンテナ船だ。11月30日にハワイ北西およそ1600海里(約2960キロメートル)で激しい嵐に遭遇。現時点では危険物コンテナを含むコンテナ1816個を流出したとみられている。

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