ネスレ日本「ミロ」を再び販売休止 今回は全商品、前年の7倍超す需要で

20201208ネスレミロ

 ネスレ日本は8日、国内で販売している「ネスレミロ」の全商品3品種の販売を休止すると発表した。店頭の在庫がなくなり次第、消費者向けの販売が停止する。ネスレミロは夏場から需要が急速に増加し、ネスレ日本は9月末から主力の240グラム入り「ネスレミロオリジナル240g」(写真左)の販売を休止、11月16日に販売を再開していた。今回は、9月以降も販売を続けていた小分けタイプの「ネスレミロオリジナルスティック5本」(写真右)と、一部のチャネルに限定して販売している「ネスレミロオリジナル700g」(同中)も合わせて販売を休止する。

 11月16日の販売再開後に前年比で約7倍の数量と、供給計画をはるかに上回る需要が殺到。安定した供給のためには再び販売を休止し、在庫を整える必要があると判断した。ネスレ日本は「できる限り早く販売を再開したい」としながらも、改めて需要に見合う在庫がそろうのは2021年3月以降になる見通しだ。ネスレミロは原料の粉末をシンガポールから輸入しており、日本では袋詰めなどを実施している。このため「需要に見合うよう、しっかり原料を輸入していきたい」(広報担当者)としている。

 「ミロ」は成長期の子供に必要な栄養素の補給に役立てられる「強い子のミロ」として、1973年に発売。栄養機能食品だ。ただ足元ではカルシウムや鉄分、ビタミンDなどを豊富に含むことなどに着目し、好んで飲む年齢層に広がりが出ていたという。需要が伸びていたところ、夏場にはミロが含む栄養素に着目したSNS(交流サイト)への書き込みが話題になったこともあり、消費者に注目された。9月末にいったん販売を休止したことで、さらに関心が高まった面もあるとみられる。

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