ぎょうざ「ひょうたん」が21年初春に再開 ZIPANGUが経営引き受け
- 2020/12/08
- 00:05
飲食店経営のZIPANGU(大阪市北区)は21年初春に、6月に閉店した神戸のぎょうざ専門店「ひょうたん」の営業を再開すると発表した。元町店と三宮店(いずれも神戸市中央区)の2店舗を再オープンすることを決めた。「ひょうたん」は後継者難などで閉店を決めたが、創業家にも営業再開を模索する動きがあったことからZIPANGUが経営を引き受け、店舗やぎょうざ工場はできるだけ従来通りの運営ができるようにする方針で関係者が一致。改めて営業を再開する。
「ひょうたん」は1957年に神戸・元町で創業。もっちりとした厚めの皮であんを包むのが特徴だ(写真=ZIPANGU提供)。八丁味噌をベースにしたぎょうざのタレ、みそダレに付けて食べる神戸風のぎょうざを代表する店として知られる。メディアにもたびたび登場し、地元だけでなく遠くから訪れる客も多い、人気店だった。6月の閉店が発表された際には、SNS(交流サイト)などでも閉店を惜しむ声が目立っていた。
ZIPANGUは人気の味や店舗を維持する意義は大きいと判断し、経営への参画を決めた。現在は営業再開に向けて、ぎょうざやタレの味を再現するなど準備を進めているという。同社によると、営業再開は21年に入ってすぐには難しいが、春までには再開したい考えとしている。2〜3月ごろの再開を軸に準備を進めているもようだ。
- 関連記事
-
- 甲板上のコンテナが大幅に倒壊 大型コンテナ船「ONE APUS」が神戸入港 (2020/12/08)
- コンテナ流出の大型船 ONE APUS、きょう正午に六甲アイランド着岸へ (2020/12/08)
- ぎょうざ「ひょうたん」が21年初春に再開 ZIPANGUが経営引き受け (2020/12/08)
- ノザワ、積水ハウスと共同出資の中国子会社を解散 主力製品の供給先閉鎖で (2020/12/07)
- コンテナ1800個流出の「ONE Apus」が神戸入港へ 8日見込む (2020/12/07)
広告
chevron_left
神戸市とハンブルグ市「共同宣言」継続の方針を確認 両市長がテレビ会議 home
兵庫県、12月補正予算に鳥インフル対策など追加 1億7300万円規模
chevron_right