ぎょうざ「ひょうたん」が21年初春に再開 ZIPANGUが経営引き受け

20201208ひょうたん

 飲食店経営のZIPANGU(大阪市北区)は21年初春に、6月に閉店した神戸のぎょうざ専門店「ひょうたん」の営業を再開すると発表した。元町店と三宮店(いずれも神戸市中央区)の2店舗を再オープンすることを決めた。「ひょうたん」は後継者難などで閉店を決めたが、創業家にも営業再開を模索する動きがあったことからZIPANGUが経営を引き受け、店舗やぎょうざ工場はできるだけ従来通りの運営ができるようにする方針で関係者が一致。改めて営業を再開する。

 「ひょうたん」は1957年に神戸・元町で創業。もっちりとした厚めの皮であんを包むのが特徴だ(写真=ZIPANGU提供)。八丁味噌をベースにしたぎょうざのタレ、みそダレに付けて食べる神戸風のぎょうざを代表する店として知られる。メディアにもたびたび登場し、地元だけでなく遠くから訪れる客も多い、人気店だった。6月の閉店が発表された際には、SNS(交流サイト)などでも閉店を惜しむ声が目立っていた。

 ZIPANGUは人気の味や店舗を維持する意義は大きいと判断し、経営への参画を決めた。現在は営業再開に向けて、ぎょうざやタレの味を再現するなど準備を進めているという。同社によると、営業再開は21年に入ってすぐには難しいが、春までには再開したい考えとしている。2〜3月ごろの再開を軸に準備を進めているもようだ。


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