ATAOが大幅安、新型コロナ再拡大で再び臨時閉店を懸念 ワールドも安い

20191231神戸株ワッペン

 1日の東京株式市場では東証マザーズ上場のスタジオアタオ(ATAO、証券コード3550)が大幅安で3日続落。終値は前日比34円(7.54%)安の417円だった。後場半ばすぎに1日の東京都で新たに判明した新型コロナウイルス感染者数が60人を超えると伝わった。午前中から断続的に売りが出ていたが報道を受けて、感染再拡大で再び同社の店舗が閉店になることへの警戒感が強まり、同社株への買いが一段と手控えられた。

 バッグや財布などを革製品を企画・販売する。大都市圏の百貨店や商業施設に出店していることから、4月に政府が新型コロナの緊急事態を宣言したことで、一時は全店が臨時休業した。再び同様の事態になると収益が厳しい状況に陥るとの見方が浮上しやすい。足元では4月6日に付けた266円からの戻りを試す局面が一服。ここ数日は短期的な利益確定の売りや、戻り待ちの売りに押されていただけに、下げ幅が拡大しやすかった面もある。

 新型コロナの影響を大きく受けた銘柄では、アパレル大手ワールド(3612)も値下がり率が5.55%と下げがきつかった。

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