神明HDの前期、純利益60%増の61億円 売上高は3%減

 東証1部に上場する元気寿司は30日、非上場親会社の決算として神明ホールディングス(HD)の連結決算を発表した。神明HDの2020年3月期は、純利益が前の期に比べて60%増の61億円だった。特別利益を98億円計上したのが寄与した。細かい科目名は明らかにしていないが、特別利益は提携解消によって売却した回転すし大手スシローグローバルホールディングス株の売却益が大きいとみられる。

 売上高は3%減の2562億円、営業利益は44%減の15億円だった。売上原価は4%減の2123億円、販管費は6%増の423億円だった。

 このほか20年3月末時点で33人との株主数は1年前と変化はなく、このうち金融機関が4、その他の法人が8などとする株主の構成にも変化はなかった。上位10位の大株主は顔ぶれと保有株数も1年前と変わらず、筆頭株主は発行済み株式数の37.29%を保有する藤尾益雄社長。第2位株主は三菱商事で発行済み株式の13.42%を保有する。

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