健闘した選手に神戸ビーフ ヴィッセル神戸、兵庫県の観光キャンペーンに協力

20200701ひょうご観光本部

 兵庫県の荒木一聡副知事(写真左)、観光地経営組織(DMO)ひょうご観光本部の高士薫理事長(神戸新聞社会長、写真中)、楽天ヴィッセル神戸(神戸市中央区)の森井誠之・取締役副社長執行役員(写真右)は1日午後に記者会見し、兵庫県に観光客を呼び戻す「Welcome to Hyogo(ウェルカム・トゥ・兵庫)キャンペーン」にサッカーJ1のヴィッセル神戸が協力すると発表した。今季16試合を予定するホームゲームでは、健闘した選手に神戸ビーフなど5万円分の県産牛肉を提供するなど、兵庫県の特産品をアピールする。

 記者会見はヴィッセル神戸のホームグラウンドであるノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で開いた。ヴィッセル神戸の森井副社長は、新型コロナウイルスの影響で大幅に遅れた4日のリーグ開幕戦を控え「まず第一の兵庫県への貢献は、ここでしっかりとサッカーをすること」と強調。そのうえで「外国人選手などで世界的に知名度のある選手を多く抱えるのが(ヴィッセル神戸の)特徴で、これを存分に生かして、兵庫県への観光誘致に協力したい」と話していた。

 兵庫県産牛肉の選手への提供に加え、ヴィッセル神戸のホームページ内に兵庫県41市町それぞれの見どころや特産品などを紹介する特設ページを開設。さらに兵庫県の観光キャンペーンに関するポスターや動画には、ヴィッセルの選手が出演する計画だ。荒木副知事は「第1次産業から第3次産業までを幅広く含む観光が立ち直るのが、兵庫県経済の早期回復の鍵ともいえる」と指摘。そのうえで「ヴィッセル神戸の天皇杯連覇に期待したい」とエールを送った。

 高士理事長によると、兵庫県の観光GDP(付加価値の総額、2018年度)は約7300億円と兵庫県全体の3.4%だが、地域別で見みると淡路では15.0%、但馬では9.7%になる。「この大きな割合を占める観光が瀕死の状態」(高士氏)。大型連休が国による新型コロナの緊急事態宣言と重なったこともあり、5月の観光入り込み客数は兵庫県全体で前年比87.5%減(速報値)だった。それだけに、ヴィッセル神戸を通じて兵庫県観光の注目度が高まることへの期待感は大きいようだ。

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