TOAが続落、連日安値 新型コロナで1〜3月期収益の期ずれ懸念か

20191231神戸株ワッペン

 4日の東京証券取引所では放送・音響機器大手のTOA(6809)が続落した。終値は前日比41円(4.59%)安の853円だった。一時は847円まで下落し、連日で2016年8月4日に付けた846円以来3年7カ月ぶりの安値になった。この日も東証株価指数(TOPIX)が続落するなど相場全体の軟調な地合いに押されて売りが出やすいうえ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で1〜3月期に引き渡しを予定する工事に遅れが出るのでは、といった警戒感もあるようだ。

 同社が放送設備などを納入する公共施設や商業ビルなどは例年、春の開業を計画する施設が多い。このためTOAも物件を引き渡す1〜3月に収益が偏る傾向が強い。従って2020年3月期の連結純利益は前期比2%減の24億円を見込むが、19年12月までの進捗率は45%にとどまっていた。通常なら想定内の進捗率だが、新型コロナの影響で工事を遅らせるなら、収益計上も来期にずれ込む可能性も高い。このため今期の収益下振れを懸念した売りが出やすい面があるという。

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