地域寄席「もとまち寄席恋雅亭」が4月で43年の歴史に幕 凮月堂ホール閉館で
- 2020/01/10
- 18:48
恋雅亭は1975年ごろに当時の凮月堂社長である下村光治氏が、文化的な催しで地元、元町商店街に活気を与えたいと考えたのがきっかけ。のちに初代世話人になる6代目・笑福亭松鶴氏と演芸プロモーターの楠本喬章氏に相談し、神戸凮月堂(神戸市中央区)の地下に開設した凮月堂ホールで、毎月10日に定例の地域寄席が開かれるようになった。恋雅亭の名は風月堂のビルやホールの内装がレンガのデザインであることから。
1995年の阪神淡路大震災で一時中断したが、松鶴さんや楠本さんが亡くなった後も遺志を継いで開催され、毎回人気を集めていた。亡くなった桂米朝さんら「四天王」も数多く出演。テレビで人気の月亭八方さんや桂南光さん、笑福亭鶴瓶さんらもしばしば出演し、若手落語家にとっては「恋雅亭」に出れば1人前と言われるほどだ。1月10日のプログラムでも桂文珍さんがトリを務める。
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