フェリシモが大幅に反落、値下がり率10位 前日に決算期待で大幅高

20191231神戸株ワッペン

 10日の東京株式市場では通販大手のフェリシモ(3396)が大幅に反落。終値は前日比50円(4.56%)安の1046円と、東証1部の値下がり率ランキングで10位になった。取引開始直後は1007円と、2019年12月9日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。前日大引け後に19年3〜11月期決算の発表を控えて、期待感から大幅高になった反動で朝方から売りが膨らんだ。9日の上げが大きかった分、10日の下げがきつくなった形だ。

 2020年2月期の連結営業利益は、前期比78%減の1億1600万円になる見通しを据え置いた。季刊の株式情報誌など、一部では3億5000万円程度に回復するとの見方が出ていたこともあり、上方修正への期待が高まりやすかった面もあるようだ。むしろ売上高は通期予想に対する昨年11月までの進捗率が69%と低めで、逆に下振れ懸念で上値を追えない印象になった。10日の取引時間中も取引開始直後の大幅安を受けて、自律反発的に買い直された後は様子見ムードが強まった。

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