神戸市など、スタートアップ「拠点都市」めざし連携組織 25日に設立総会

 兵庫県と神戸市は20日、スタートアップ(起業家)支援の分野で財界などと連携し、国が選ぶ「グローバル拠点都市」に選定されることをめざす組織「ひょうご神戸スタートアップ・エコシステムコンソーシアム」を設立すると発表した。25日に設立総会を開催する。国のグローバル拠点都市に応募するのに必要な「エコシステム形成計画」を新組織で作成する。

 政府は「世界に伍(ご)するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」に基づいて、2020年3月には現地のスタートアップ振興策を集中的に支援するグローバル拠点都市を全国で2〜3カ所、選ぶ計画だ。このグローバル拠点都市の応募には事業計画「エコシステム形成計画」の作成が必須であり、まずは同計画を作り上げるのが新組織の目的だ。

 神戸商工会議所で開く25日の設立総会には、兵庫県の荒木一聡副知事、久元喜造神戸市長、家次恒・神戸商工会議所会頭(シスメックス会長兼社長)、その他の経済団体や大学、金融機関の代表者らなどが出席する予定だ。

 スタートアップのグローバル拠点都市を巡っては、京阪神でまとまって指定を受けることをめざす動きもある。1月にも国が発表するグローバル拠点都市への応募要領などを見極めたうえで、必要であれば大阪や京都で設立した同様の組織との連携なども検討するという。

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