アシックス、CO2排出ゼロめざす目標設定へ 業界「気候行動憲章」に署名
- 2019/09/24
- 12:22
アシックスは24日、二酸化炭素(CO2)を含む温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにすることをめざし、排出削減目標を今後設定していく方針を決めたと発表した。同社はこのほど、国連気候変動枠組み条約のもとで世界のアパレルやスポーツ大手が打ち出した「ファッション業界気候行動憲章」に署名。環境負荷の低い製品開発や製造工程の確立などで、持続的な事業活動をめざしていることを改めて強調する。
温暖化対策の国際的な枠組みで、20年から本格運用する「パリ協定」では、地球の平均気温の上昇を産業革命前との比較で2.0度未満、1.5度に程度に抑えることを目標に掲げる。そのために「憲章」ではファッション業界の役割として、生産工程や素材選択による温暖化ガス排出量の削減に加え、消費者との対話などで排出量削減の機会を作り出すことを挙げている。今後こうした取り組みを、アシックスも強化する。
地球温暖化に強い関心を持つ層は、欧米の富裕層など健康志向からランニングに関心を持つ同社の顧客層とも重なる。同社はこれまでも、二酸化炭素(CO2)排出削減目標について国際組織「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認定を受けるなど、環境問題への取り組みを積極的に進めてきた。水の使用量とCO2排出量を大幅に減らせる染色方法「ソリューションダイ」を、2020年に全新商品生産量の50%以上に引き上げる計画なども示している。
温暖化対策の国際的な枠組みで、20年から本格運用する「パリ協定」では、地球の平均気温の上昇を産業革命前との比較で2.0度未満、1.5度に程度に抑えることを目標に掲げる。そのために「憲章」ではファッション業界の役割として、生産工程や素材選択による温暖化ガス排出量の削減に加え、消費者との対話などで排出量削減の機会を作り出すことを挙げている。今後こうした取り組みを、アシックスも強化する。
地球温暖化に強い関心を持つ層は、欧米の富裕層など健康志向からランニングに関心を持つ同社の顧客層とも重なる。同社はこれまでも、二酸化炭素(CO2)排出削減目標について国際組織「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認定を受けるなど、環境問題への取り組みを積極的に進めてきた。水の使用量とCO2排出量を大幅に減らせる染色方法「ソリューションダイ」を、2020年に全新商品生産量の50%以上に引き上げる計画なども示している。
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