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アシックスのCO2削減目標、「科学的根拠」の認定取得 15年比55%削減など

20180807アシックス本社

 アシックスは21日、同社の二酸化炭素(CO2)排出削減目標が、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」で掲げる目標に対して、科学的根拠がある水準と認める国際組織「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認定を受けたと発表した。認定の取得は1日付。国内スポーツメーカーで認定を受けたのは同社が初めてだ。パリ協定では、産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑える目標を掲げている。(写真は神戸市中央区のアシックス本社=資料)

 同社は6月8日に公表した「サステナビリティレポート2017」で、2030年に向けたCO2排出量削減の目標を設定。本社部門などオフィスや店舗、倉庫といった「事業所」での排出量を15年比で33%削減し、製品の原材料調達・製造・配送に関わる「サプライチェーン(供給網)」での排出量を製品単位あたり同55%削減する。

 これまでもアシックススポーツ工学研究所(神戸市西区)を中心に、環境への影響を抑えた材料や製造工程に関する研究開発を手がけてきた。加えて欧州の事業所でエネルギー効率化プロジェクトを運営したり、米国の自社倉庫では1メガワットの太陽光発電を手がけたりといった取り組みも進めている。こうしたCO2削減目標の達成に向けた事業運営を今後、加速させる公算だ。

 SBTイニシアチブは、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体が15年に設立。21日現在で、世界126社のCO2削減目標が認定を受けている。このうち26社が日本企業だ。

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