神戸市制130周年、記念式典を開催 有森裕子さんらトーク、本庶氏らビデオで

20190727市制130年記念式典

 神戸市は27日、1889年4月の市制施行から130周年を記念した式典を開催した。神戸市の発展に尽くした功労者として前神戸市議会議長の北山順一氏ら85人を表彰したほか、バルセロナオリンピック銀メダリストの有森裕子さんら、神戸に縁があるスポーツ選手のトークショーを開催した(写真)。あいさつした久元喜造市長は「誰もが健やかに住み、学び、働き続けられる都市をめざし、これからも歩みを続けていく」と語った。

 トークショーには有森さんのほか、元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さん、元プロボクサーの長谷川穂積さん、元ラグビー選手で神戸製鋼に所属した増保輝則さんが参加。自然環境、施設、指導者はいずれも潤沢で、神戸はトレーニング環境が良好であることなどを語り合った。そのうえで2021年に神戸市で開催が決まった世界パラ陸上について、日本障がい者スポーツ協会の理事を務める有森さんが「大きなチャンス。障害についての固定観念を取り払うきっかけにしてほしい」と強調していた。

 式典には出席しなかったが、2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏はビデオでメッセージを寄せ、1995年の阪神淡路大震災からの復興プロジェクトとして「医療を柱にしたのは先見の明があり、大英断だった」と評価した。同氏が現在、神戸医療産業都市推進機構の理事長を務めることもあり「神戸にますます愛着を感じている。たぶん阪神タイガースと同じぐらい好きになる」と話していた。大学時代を神戸で過ごした京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏や、サッカーJ2横浜FCで元ヴィッセル神戸の三浦知良選手らもビデオで登場した。

 久元市長は冒頭のあいさつで、人口減少が進んだことにも触れ「有効な手立てを打ち出し得ていないことは、すべて私の責任であり深くお詫びを申し上げる」と陳謝した。その一方で「目先の成果を追うのではなく、神戸が持続可能な成長をできるよな方策を講じたい」との方針も述べていた。式典の司会は神戸市須磨区出身でフリーアナウンサーの大橋未歩さんが務めた。

 神戸市は横浜市、大阪市、姫路市、福岡市などと並んで1889年4月の市制の制度施行とともに、最初に市になった30あまりの都市の1つ。数カ月の差ながら、神戸市よりも人口が多かった東京市(当時)や名古屋市よりも早く市制を施行した。

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