兵庫県、県政150周年記念式典を開催 井戸知事「多様性が兵庫の強み」

20180712井戸兵庫知事150周年式典

 兵庫県は12日、神戸市中央区の神戸国際会館で「県政150周年記念式典」を開催した。全国で初めて女性だけで構成する兵庫県警の儀じょう隊(式典を担当する部隊)による国旗と兵庫県旗の入場で式典が始まった。続いて井戸敏三知事はあいさつし、摂津、播磨、田島、丹波、淡路と廃藩置県前の旧5カ国で兵庫県が構成されていると改めて指摘。「この多様性こそが兵庫の強み」と強調した。

 式典では安田充みつる総務事務次官、全国知事会長の上田清司埼玉県知事、久元喜造神戸市長が来賓としてあいさつした。同時に12年後の兵庫県像を描いた「兵庫2030年の展望」の案を公表。井戸氏は「今後どう変化するのかシナリオを書くのは難しいが、しっかり挑戦していかなくてはならない」と、作成した意図を話した。

 続いてさらに小学生の作文、「高校生が考える県政150周年記念事業」、第70回全日本合唱コンクール全国大会で金賞を獲得した武庫川女子大学付属中学校コーラス部の合唱、佐渡裕さんが指揮する兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の演奏が披露された。最後に兵庫県立大学の五百旗頭真理事長が「近代日本と兵庫の150年」をテーマに講演し、兵庫県の歴史を振り返った。

 外国領事や関係省庁、各種団体など約2200人を招待。約1500人が出席したもよう。一般の参加者は受け付けず、招待者のみが出席した。

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