UCCがロボットカフェ店舗を商品化 1950万円で発売、QBITと共同で開発

20190703上島珈琲店No11内店舗

 コーヒー大手のUCCホールディングス(HD、神戸市中央区)は、ロボットを使ったサービスを開発するQBIT Robotics(キュービットロボティクス、東京都千代田区)と共同で、小規模の売店型カフェをパッケージとして発売したと発表した。UCCグループのラッキーコーヒーマシン(神戸市東灘区)が販売代理店になり、税別1950万円(最大構成での場合、保守・サービス料金は別途必要)で販売する。QBIT社は販売目標を今後2〜3年で300台としている。

 「&robot café system」と名付けて販売する。カフェマシンをあつかうロボット、カフェマシン、カウンター、注文・決済機器、ロボット制御機器の一式がセット。1.8坪(5.95平方メートル)という省スペースで、手早くコーヒーショップを開店できる。ロボットは、美味しくコーヒーを入れるだけでなく、客の表情を認識して話しかけたり、客の待ち時間にダンスを披露したりと、サービス精神も満点。必要な人手は開閉店の作業や食材補充などで、1日あたり0.1人の計算だ。

 UCCHDは2018年10月にQBIT社に出資し、事業提携契約も結んだ。これまでUCCグループが蓄積したコーヒーや店舗運営に関するノウハウを投入し、コーヒーをサービスするロボットを共同で開発した。ロボットに「店長」を任せることで深刻な人手不足の対策になるうえ、アルバイトによる不適切行為なども発生しにくい。将来的にはカメラを併用し、来店者の性別や年齢、気持ちなどを推定し、ロボットの動作や話の内容に変化を持たせる機能も追加する計画だ。

 発売に合わせてUCCグループで、都営地下鉄の御成門駅近くにあるコーヒー店「上島珈琲店No.11」(東京都港区)の店内に「&robot café system」の店舗を25日までの期間限定で開設。実際にロボットが話しながらコーヒーを入れる様子を見ることができる。同社などは今後、オフィスのロビー、駅などの公共施設、映画館や遊園地といったアミューズメント施設などへの販売を進めたい考えだ。(写真は「上島珈琲店No.11」内に開設したロボットカフェの店舗=UCCHD提供)

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