阪急、神戸三宮駅にホーム柵を設置 十三に次ぐ2駅目・7月ごろ着工へ

20190531神戸三宮ホーム柵

 阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄は31日、神戸三宮駅(神戸市中央区)のすべての乗り場に可動式ホーム柵を設置すると発表した。阪急としては十三駅(大阪市淀川区)に次いで2番目に設置。神戸三宮駅は、阪急全体でみて梅田の次に乗降客数が多いターミナル駅で、ラッシュ時の混雑も目立つ。ホーム柵を設置して転落事故などを防止し、乗客の安全度を高める。

 神戸三宮駅では1日に約10万6800人の乗降客数(2017年度平均)がある。全列車が停車するため電車は速度を落として駅に入るが、ホームの両端は幅がせまくなっていることもあり、列車との接触や線路への転落といった事故防止に対策が必要と判断した。18年度には、同社初の可動式ホーム柵を、乗降客、乗り換え客ともに多い十三駅に設置。同駅での整備が一段落したことで神戸三宮駅に着手する。

 ホーム柵は車両の下半分ほどを隠す「腰高式」で、可動式のドアの部分は透明になっている(イメージ写真=阪急電鉄提供)。詳しい工事のスケジュールは今後調整するが、7月ごろにも着工。2021年春ごろに完成する見通しだ。

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