ソラシドエア、路線決定「都度柔軟に判断」 神戸空港の増枠にらみ・中計見直し

20190530ソラシドエア

 航空会社のソラシドエア(宮崎市)は29日、2020年度を最終年度とする中期経営計画の一部を見直したと発表した。見直した中期計画では、九州、沖縄を軸に路線を展開する一環で、今後発着枠の拡大が見込まれる福岡空港への就航を目指す方針を打ち出した。ただ実際の路線決定は「都度柔軟に判断する」とも明記。福岡だけでなく羽田空港の発着枠見直しや、那覇空港、神戸空港などでの発着枠拡大をにらんだ対応という。

 ソラシドエアは現在、全日空との共同運航便が神戸空港に1日6便(3往復)乗り入れており、いずれも那覇との間で往復する。神戸〜那覇便は好調で、神戸市が発表した統計によると全航空会社の合算で利用率(提供座席数に対する旅客数の割合)は18年度で79.4%と高い「ドル箱路線」だ。ソラシドエアが神戸と那覇の発着枠を獲得できれば同区間の便数増で、一段と経営を安定させられる。

 11日に開いた関西3空港懇談会では神戸空港の発着便数を1日10往復増やすことで合意。増加する発着枠の獲得に向け、これまで積極的に発言してきたのはスカイマークだけだった。だが今回、ソラシドエアも新たな発着枠を意識していることを表した形だ。ソラシドエアは本拠地の宮崎空港から関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港とも乗り入れておらず、宮崎から関西への初の就航地に神戸を選ぶ可能性も残る。(写真は神戸空港に到着したソラシドエア機=資料)

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