神栄の今期、最終黒字1億5000万円を確保へ 繊維関連の赤字圧縮などで

20190510神栄決算

 神栄は10日、2020年3月期の連結最終損益が1億5000万円の黒字(前期は3億9600万円の赤字)になりそうだと発表した。前期に赤字を計上した繊維関連で、原価低減や経費圧縮に取り組み、採算を改善する。冷凍食品やナッツ類などが好調な食品関連は、さらに販売を強化して同社全体の増収につなげる。今期の配当は未定とした。

 売上高は3%増の440億円、営業利益は3倍の6億円を見込む。神戸市内で記者会見した赤沢秀朗専務は、繊維関連について「抜本的に収益の改善に取り組むが、今期の黒字転換は難しい」との見方を示した。繊維関連の事業自体は継続する。神戸市中央区のポートアイランドに3月完成した「神栄R&Dセンター」の今期の償却負担は約4億円の見通し。

 同時に発表した19年3月期の連結決算は、最終損益が3億9600万円の赤字だった。繊維関連で減損損失を計上したことなどが響いた。売上高は前期比1%減の427億円、営業利益は75%減の2億200万円だった。14年3月期以来5期ぶりに無配とした。

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