ノザワの前期、最終赤字8億9200万円 「アスロック」不具合で特損35億円

20190510ノザワ決算

 建設資材大手のノザワが10日発表した2019年3月期の連結決算は、最終損益が8億9200万円の赤字(前の期は18億円の黒字)だった。主力製品の押出成形セメント板「アスロック」の一部で、耐火構造認定が不適合になるなど不具合が見つかり、製品補償費用の約35億円を特別損失に計上したのが響いた。期末配当金は予定通り前期比35円減の10円とした。

 売上高は前の期に比べ10%増の243億円、営業利益は14%減の23億円だった。国内外でアスロックなど主力製品の需要が好調で、販売数量伸びたのが増収の要因。ただ、原材料価格の上昇に加え、人手不足による物流費と人件費の増加が利益を圧迫した。

 20年3月期の連結業績予想は、最終損益が13億円の黒字の見通し。2期ぶりに最終黒字を確保し、年間配当金は前期比15円増の25円(中間なし)に増配する。製品不具合の原因は一部製造設備の故障と判明。社長直轄の「品質保証部」を設置して信頼回復に取り組む。「働き方改革」による残業の抑制などで売上高は8%減の225億円、営業利益は14%減の20億円を見込む。

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