みなと銀の貸出金残高が7年連続で最高 預金残高も最高、19年3月期末

20180316みなと銀本店

 関西みらいフィナンシャルグループ傘下のみなと銀行は10日、2019年3月期末の貸出金残高が2兆6821億円と、期末残高としては過去最高を更新したと発表した。期末残高の過去最高は7年連続。18年3月末との比較では1547億円(6.1%)増加した。融資先の決算書に依存せず、迅速に融資の可否や条件を判断をする事業性評価融資などを強化し、中小企業向けの貸出金が伸びたのが寄与した。

 中小企業向けの貸出金の期末残高は2兆1546億円。前の期末に比べて754億円(2.3%)増加した。神戸市中央区のみなと銀行本店(写真=資料)で記者会見した専務執行役員の木村真也取締役は、「法人向けの貸し出しには手応えを感じている」と話した。加えて、年間の住宅ローン実行額は12年ぶりに1000億円を突破。個人向けの融資も伸びた形だ。

 一方、預金残高も12年連続の増加。19年3月期末の預金残高は前年比754億円(2.3%)増の3兆3140億円だった。7年連続で過去最高を更新した。

 あわせて発表した、みなと銀の2019年3月期決算は、銀行単独の純利益が前の期比23億円減の44億円だった。保有する有価証券の含み損74億円を処理したことなどが影響した。今後は、引き続き事業性評価融資などの拡大で、預金と貸出金の利ざや縮小に歯止めをかけたい考えだ。

 関西みらい銀行など、りそなグループとのシステム統合は21年度下期との見通しも示した。りそなグループのシステム更新の時期に合わせることなどを目的に、従来の計画よりも1年遅らせることを決めたという。

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