アサヒHD「AREホールディングス」に商号変更 7月1日付

【神戸経済ニュース】貴金属リサイクルのアサヒホールディングス(5857)は27日、6月20日に開催する定時株主総会での承認を前提に、7月1日付で「AREホールディングス」に商号変更すると発表した。AREのAはアサヒ(Asahi)、Rは資源(Resources)、Eは環境(Environment)から頭文字を取り、事業内容を会社名に盛り込むのが目的としている。

 1952年に朝日化学研究所として創業し、写真定着液から銀をリサイクルする事業が祖業だ。上場会社としては現在の子会社であるアサヒプリテックとしての歴史もある。ただ2009年に持ち株会社であるアサヒHDが上場会社になると、11年にアサヒビールを商号変更したアサヒグループホールディングス(2502)との間で、投資家などの一部が混同する場面が増えた。

 関西企業で「ARE」といえば、連想するのはプロ野球・阪神タイガース。岡田彰布監督がめざす優勝を指して「アレ」と呼ぶと、球団が23年のスローガンを「Aim! Respect! Empower!」(明確な目標、野球に敬い、パワーアップ)として、AREの頭文字が目立たせるロゴを作った。アサヒHDによると、新商号は東京で検討した。阪神と重なったのは「まったくの偶然だが、話題になるならうれしい」(広報・IR担当者)という。

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