アサヒHD子会社「責任あるジュエリー協議会」認証取得 国内4社目、精製で初

 アサヒホールディングスは、中核子会社である貴金属リサイクルのアサヒプリテックが7月29日付で、貴金属に関する国際的な業界団体である「責任あるジュエリー協議会」(RJC)の認証を取得したと発表した。国内ではヨンドシーホールディングス傘下のエフ・ディ・シィ・プロダクツなどに続いて4社目。国内の精製会社では初めての認証取得だ。

 RJCは貴金属やダイヤモンドなどの採掘現場で人権侵害が発生したことや、採掘した金属が武装勢力の資金源になったことなどから、これを見直す目的にで仏カルティエや米ティファニーなどが2005年に設立。加盟社を対象に、人権や持続可能性などで不正がないか監査を受けたことを示す認証制度を実施している。アサヒプリテックは17年にRJCに加盟し、認証取得をめざしていた。

 同社が取り扱う貴金属は、仕入れ経路も販売先なども、倫理面や社会・環境面で問題がないことの「お墨付き」を得られた形だ。認証の取得は、直接的に目先の収益を左右する可能性は低い。だが中長期的には同社の貴金属が、安心感のある素材として流通する1つの材料にしたい考えだ。

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