ノザワとAGC、外壁に太陽光パネルの工法を共同開発 下地工事が不要

20221117アスロック太陽光

【神戸経済ニュース】建築資材大手のノザワ(5237)とガラス最大手のAGC(5201)は17日、ビルの外壁に太陽光パネルを設置するための工法を共同で開発したと発表した。特許を出願したという。ビルの壁面に太陽光パネルを設置することで、屋上だけに設置する場合よりも多くの電気を発電できる。大がかりな下地工事を回避しながら、建物のエネルギー自給率を向上させられるのが特徴だ。

 開発したのは「アスロックレールファスナー太陽光パネル設置工法(仮称)」だ。鉄骨造のビル建築で採用されることが多い外壁材の押し出し成形セメント板「アスロック」に、太陽光パネルをボルトで固定する形で設置する。アスロックの外側に石や金属化粧板の外装を固定する「アスロックレールファスナー工法」をもとに、AGCが専用の太陽光パネル・モジュールを開発したことで実現した。

 2050年に二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロをめざす政府方針などを受けて、今後は一段と「ZEB(net Zero Energy Building=エネルギー消費差し引きゼロのビル)」への関心も高まるとみられる。こうした中で、多くのビルで課題になっている、太陽光パネルを設置場所不足の解決につなげたい考えだ。

 地震や風などの自然災害に対する安全性の確認も終えた。今後は商業ビルやオフィスビル向けに試験販売を実施して、価格設定や販売方法を検討。2023年中の本格販売をめざす。(写真は地震を想定した試験の様子=ノザワ提供)

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