ノザワ、外壁材「アスロック」全商品5〜15%値上げ 6月1日契約分より

【神戸経済ニュース】建設資材大手のノザワ(5237)は26日、主力の外壁材で押し出し成形セメント板「アスロック」の全商品を5%〜15%値上げすると発表した。6月1日契約分より価格を引き上げる。原材料や燃料の価格上昇に加え、物流費も高止まりしており、生産コストが上昇。経営の合理化や生産効率の向上など、コスト削減の自助努力だけでは吸収できないと判断した。

 厚さ60ミリ、幅600ミリの無塗装品「AL26020」は1平方メートルあたり9500円を1万900円と14.7%の値上げ。工場でフッ素樹脂を塗装した「AL26020CF」は同2万1000円を2万3100円と10%値上げするなど、製品価格を引き上げる予定とした。

 今回の値上げによる連結業績への影響については「現在精査中」としている。ノザワは5月13日に2022年3月期決算の発表を予定している。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告