10月の神戸港、輸出入総額が35.3%増で過去最高 円安加速・資源高の影響で

20221118貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が17日に発表した10月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比35.3%増の1兆1268億円だった。比較できる1979年以降では、従来の過去最高だった6月(1兆836億円)を上回り、5カ月ぶりに過去最高を更新した。10月の平均為替レート(税関長レート)は1ドル=145円09銭で、前年同月に比べて33円67銭の円安・ドル高と、円安が加速したのが影響した。資源価格の高止まりもあって、輸出額、輸入額ともに過去最高を更新した。

 輸出額は23.7%増の6687億円で、従来の過去最高である3月(6546億円)を上回った。品目別では、米国向けやポーランド向けが増えた「無機化合物」が88.7%増の402億円、韓国向けが増えた「精油・香料および化粧品類」が2.2倍の276億円、米国向けが増えた「建設用・鉱山用機械」が38.2%増の464億円などだった。精油・香料および化粧品類の輸出は過去最高。無機化合物や建設用・鉱山用機械は10月として過去最高だった。

 輸入額は56.7%増の4581億円で、従来の過去最高である8月(4456億円)を上回った。品目別では、中国やチリからが増えた「無機化合物」が2.2倍の344億円、オーストラリアからが増えた「鉱物性燃料」が6.0倍の221億円、中国やベトナムからが増えた「衣類および同付属品」が39.8%増の379億円などだった。無機化合物と鉱物性燃料の輸入は10月として過去最高になった。

 日本の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月から0.2%上昇の5.6%だった。

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