神姫バス、西播磨と北播磨の地域会社を統合 車両・人員など最適配置も

【神戸経済ニュース】兵庫県のバス大手である神姫バス(9083)は12日、同社の完全子会社で西播磨地区の路線バスを運行するウエスト神姫(相生市)と同じく北播磨地区の路線バスを運行する神姫グリーンバス(神崎郡神河町)を10月1日付で合併すると発表した。人手不足で乗務員の新規採用などが難しいなか両社を一体運営することで、より効率的にバス運行を中心とした地域密着型の事業を展開する。

 経営を統合することで兵庫県内でより広域的に、季節や行事などに応じた運転手やバス車両といった経営資源の最適な配置が可能になる。新型コロナの感染拡大を受けて多様化した、沿線住民の需要も幅広く取り込みたい考えだ。新会社名は「ウイング神姫」として、本社は現在のウエスト神姫山崎営業所(宍粟市)に置く。引き続き神姫バスが全株式を保有する。

 新会社の従業員数は338人、車両数は193両。神姫グリーンバスの子会社である粟賀神姫タクシーは、ウイング神姫の傘下に入る。23年3月期の神姫バスの連結業績予想に「影響しない」(広報担当者)としている。

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