久元神戸市長、神戸空港に国際線「そんなに遠いことではない」 連絡橋4車線に

20220327久元市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は27日、フジドリームエアラインズ(FDA)の神戸〜新潟便の就航記念セレモニーであいさつし、「新潟などから神戸に来ていただいたら、神戸で乗り継いで、海外に行けるようになる日はそんなに遠いことではない」と述べ、改めて神戸空港への国際線就航への意欲を示した。神戸市としても「(空港の運営会社の)関西エアポートとしっかり連携して、神戸空港の利活用、神戸空港のアクセス」の整備を進めることを強調した。

 神戸空港の国際化に向けた準備として久元市長は、現在上下2車線である神戸空港とポートアイランドの連絡橋が「早ければ来年中には4車線になる」と説明。さらに神戸空港と山陽新幹線の連携強化を意識した、新神戸駅とポートアイランドを結ぶトンネル建設の計画があることについても触れた。

 神戸空港の国際線就航に向けては2019年5月に開催した関西3空港懇談会で、大阪市を会場とする国際博覧会(大阪・関西万博)を開く25年をめどに検討する中期的な課題として合意。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が後退するなかでも、関西3空港懇談会を通じて国際化の方向を確認してきた経緯があった。

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