トーホー、10月の売上高6.3%減 C&C既存店は4カ月ぶり前年比増

 トーホーが発表した10月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比6.3%減になった。8カ月連続で前年同月を下回ったが、9月(14.7%減)に比べて減少率は縮小した。主力の業務用食品卸売り(DTB)は7.4%減と、9月の17.1%減から減少率が縮小。飲食店の営業再開などで需要が回復する流れが継続した。 「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、昨年10月に、酒類や...

ロック・フィールド、10月の既存店売上高2.7%減 前年同月に台風で臨時休業

 ロック・フィールドが発表した10月の月次動向は、既存店売上高が前年同月比2.7%減だった。9カ月連続で前年同月を下回った。前年同月は台風19号の影響で臨時休業した店舗が相次いだことで営業日数が減少。この反動で、新型コロナウイルス感染防止のため外出を控える動きが残るなかでも、既存店売上高が前年同月並みに近い水準になったもよう。持ち帰り用食品の販売とあって、前年同月に消費税率引き上げの影響はほぼ受けていな...

ノーリツの1〜9月期、最終赤字60億円 早期退職費用など特損計上

 ノーリツが11日に発表した2020年1〜9月期の連結決算は、最終損益が60億円の赤字(前年同期は7億1400万円の赤字)になった。希望退職の実施による早期退職費用83億円や、住設システムからの撤退による事業整理損失6億円など、合計95億円を特別損失として計上したのが響いた。社内での効率化、コスト削減も進んだが、損失の計上が大きかった。 売上高は前年同期比13%減の1270億円、営業損益は3億6800円の黒字(前年同期は2...

日本麻の今期、最終黒字3700万円の見通し 食品事業が下支えで2期ぶり

 日本製麻は11日、2021年3月期の連結最終損益が3700万円の黒字(前期は1000万円の赤字)になる見通しだと発表した。通期の最終黒字は19年3月期以来2期ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「巣ごもり消費」の傾向を背景に、4〜6月期を中心として食品事業が伸びたのが収益を下支えする。自動車用フロアマットの販売の苦戦を補う。これまで同社は新型コロナの影響が合理的に算定できないとして、今期の業績予想を開示し...

井戸兵庫知事、社会規制「検討すべき時期でない」 感染拡大期2入りも

 兵庫県の井戸敏三知事は11日に記者会見し、飲食店への休業要請など社会規制について「検討すべき時期ではない」との認識を示した。兵庫県では同日、新規の新型コロナウイルス感染者の7日移動平均が40人を上回る43.3人になり、医療体制などを強化する「感染拡大期2」に入ったが、社会規制については「そこまでやらなくてはいけない状況が来るのかどうか、予想もできない」とも述べ、社会規制を検討する段階は、現時点では遠いと...

(動画)「規模縮小も中身の濃い豚まんを」 第9.5回KOBE豚饅サミット開会式

 神戸の老舗豚まん店である「三宮一貫楼」「老祥記」「四興楼」の3店舗が発起人になって組織するKOBE豚饅(まん)サミット実行委員会は「豚まんの日」である11日、「第9.5回KOBE豚饅サミット」の開会式を南京町広場で開催した。今年は10回目の開催だが、新型コロナウイルスの感染防止のため第10回の記念開催は来年に持ち越し、参加店舗を限定。あいさつした老祥記の店主である曹英生さんは、「規模を縮小して開催しても...

ノザワの今期、純利益一転2%増に上方修正 上期の新型コロナ影響が軽微などで

 外壁材などに使う押し出し成形セメント板「アスロック」が主力のノザワは11日、2021年3月期の連結純利益が前期比2%増の8億7000万円になりそうだと発表した。従来予想の6億2000万円から一転の増益予想になる。20年4〜9月期に建設市場が新型コロナウイルスの影響が想定より小さかった。事業プロセスを改善する活動によるコストダウンも寄与する見込み。 売上高は3%減の217億円、営業利益は21%増の14億円を見込む。従来...

バンドー、今期純利益20%増に上方修正 自動車の生産回復が波及

 伝動ベルト大手のバンドー化学は11日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比20%増の15億円になる見通しだと発表した。従来予想の10億円から上方修正し、増益幅が回復する。自動車生産の回復を受けて、足元で同社製品への需要回復が確認できたためという。同社内部でのコスト削減や、効率化などの進展も寄与する見込み。 営業利益は11%増の25億円を見込む。従来予想は20億円だった。自動車生産の回復で自動車部品...

(今日の株式相場)続伸か、ワクチン期待の買い継続 終値で2万5000円台に

▽続伸か、ワクチン期待の買い継続 日経平均は終値で2万5000円台に 11日の東京株式相場は続伸しそうだ。前日の米株式市場では新型コロナウイルスのワクチンが普及することへの期待感から、景気敏感株への買いが継続した。こうした流れを引き継ぎ、新型コロナの影響で……▽注目銘柄・2銘柄▽今日の行事予定(発表予定など)▽前日の相場予想……など。▽関連コンテンツ・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン....

久元神戸市長、インフラ整備「できるだけ予定通りに」 兵庫県への要望説明会

 神戸市の久元喜造市長は11日に兵庫県議向けに開いた、兵庫県への21年度予算への要望についての説明会(写真)で、三宮再開発や大阪湾岸道路西伸部の建設などのインフラ整備を「これらの事業は、できるだけ予定通りに進めたい」との意向を改めて強調した。三宮再開発については「JR三ノ宮駅ビルが少し遅れることにはなるが、決して白紙になるわけでないと、JR西日本から説明を受けている」と明らかにした。 久元市長は、「今...

兵庫県の21年度予算、経常的経費など2割抑制 知事「緊急特例的な措置」

 兵庫県は10日、一般事業の経常的経費や政策的経費の上限を、20年度の当初予算に比べて2割抑制するなどを柱にした21年度の予算編成方針を発表した。施設維持費も1割以上削減する。少子高齢化で医療費などの義務的経費が膨らむなか、中長期の財政計画(財政フレーム)に比べて約2000億円の税収不足になるとみられることに対応する。井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は、大幅な税収不足に対応した「緊急特例的な措...

新長田再開発の検証で有識者会議、12月に追加開催 報告書は年内に

 神戸市が10日に開いた新長田駅南地区の再開発事業を検証する有識者会議(座長・加藤恵正兵庫県立大院教授)の第3回会合では、会議の日程を追加することを神戸市が示した。当初は11月までに3回の有識者会議を開いて、報告書をまとめる方針としていた。だが委員の間に意見も多く、追加開催でさらに議論を深める必要があると判断した。第4回の会議は12月11日とした。 報告書の構成は「事業の概要」「事業の検証」「検証から見え...

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