久元神戸市長、インフラ整備「できるだけ予定通りに」 兵庫県への要望説明会

20201111予算要望説明会

 神戸市の久元喜造市長は11日に兵庫県議向けに開いた、兵庫県への21年度予算への要望についての説明会(写真)で、三宮再開発や大阪湾岸道路西伸部の建設などのインフラ整備を「これらの事業は、できるだけ予定通りに進めたい」との意向を改めて強調した。三宮再開発については「JR三ノ宮駅ビルが少し遅れることにはなるが、決して白紙になるわけでないと、JR西日本から説明を受けている」と明らかにした。

 久元市長は、「今年は新型コロナウイルスが影響した」としながらも、「震災のあと、なかなか取り組むことができなかった事業にようやく取り組むことができ、計画も固まり、一部は形になってきているものもある」と説明した。西神中央駅、名谷駅、垂水駅といった拠点駅の周辺整備も進めるのに加え、北神急行も市営化して「神戸市北部や北摂地域の活性化つながよう独自の対策にも取り組みたい」と述べた。

 説明会は神戸市選出の県議らが出席した。冒頭の久元氏のあいさつのみ報道機関に公開。兵庫県議会は11日に、井戸敏三知事に対して21年度当初予算編成の各会派ごとの申し入れを実施する予定だ。

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