ノエビアHD、新製品投入などで今期純利益12%増に 前期は9期連続増配

 ノエビアホールディングスは5日、2021年9月期の連結純利益が前期比12%増の63億円になる見通しだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で雑貨店やドラッグストアなどが臨時休業したのを受けて、前期にセルフ型の化粧品販売が鈍った反動増が発生する見込み。増収効果が利益を下支えする。高級品のカウンセリング型で販売する化粧品は引き続き好調を見込む。 売上高は1%増の525億円、営業利益は12%増の90億円を見込む。1...

阪急の春日野道駅、バリアフリー化で西改札口を新設 22年度末に完成へ

 阪急電鉄は5日、春日野道駅(神戸市中央区、写真=阪急電鉄提供)のバリアフリー化を目的に改札口を増設すると発表した。現在の出入り口と反対側のプラットホーム西端(神戸三宮方面)にエレベーターを設置し、地上に新設する西改札口(仮称)と結ぶ。ホーム柵も新設して、車いすなどでも安全にホーム上を移動できるようにする。2021年度春ごろに着工し 22年度末ごろまでの完成をめざす。 春日野道駅はホーム幅が2.5〜3.8メー...

住友ゴム、今期純利益25%減に上方修正 米中で想定上回る販売回復

 住友ゴム工業は5日、2020年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比25%減の90億円になりそうだと発表した。従来予想の70億円から上方修正し、減益幅が縮小する見通しになった。7〜9月期の米国と中国でタイヤの販売数量が前年同期を上回るなど、販売の回復が想定を上回っている地域もあることから、通期の想定を見直した。従来は20円としていた期末配当金も、5円積み増して25円にする。 売上高に相当する売上収益は13%...

ワールド、10月の既存店売上高14.4%減 前年同月に消費税率上げや台風休業

 ワールドが5日発表した10月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月比14.4%減だった。前年同月に消費税率引き上げ直後の需要減や台風による臨時休業があったことなどもあり、月前半は前年同月並みの販売を確保した。在庫消化を目的とした春夏物の値引き販売が一巡。ただ秋冬物の販売に切り替えたところ、順調な気温の低下に乗り切れなかったという。 休日数は前年同月に比べ1日少なく、既存店売上高を1.6%程度...

シスメックスの今期、純利益12%減に 増収も検査試薬の比率低下で

 医療用の検査機器大手のシスメックスは5日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比12%減の308億円になりそうだと発表した。同社はこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が合理的に見積もることができないとして、今期予想を示していなかった。主力の血液検査機器などの販売が下期に伸びて増収ながら、好採算の検査試薬が売上高に占める比率は低下。利益率の悪化で減益になる見通し。 売上高にあたる...

神鋼環境株が逆行安 減益かつ進捗率の低さに警戒感の見方

終値 2033円 ー77円(ー3.65%) 5日の東京市場では神鋼環境ソリューション(6299)が逆行安の値動き。朝方から軟調に始まり一時は前日比96円安の2014円まで下落した。前日に2020年4〜9月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比16%減の3億5800万円になった。大幅な減益になったうえ、21年3月期の通期予想である25億円に対する進捗率が14%と低水準だったことで収益の下振れが警戒された。 ただ、同社は水処理施設や廃棄...

鈴木ワールド社長「非アパレルの比率50%の目標変えない」 決算説明会

 アパレル大手ワールドの鈴木信輝社長は5日に開いた2020年4〜9月期の決算説明会で、売上高に占める「非アパレルの比率を50%まで引き上げる目標は変えない」と改めて強調した。この4〜9月期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた店舗の臨時休業で「アパレルが撃沈した」。この結果、プラットフォーム事業など非アパレル事業のウエートが上昇。10月以降の下期や来期にアパレル事業の立て直しを進めるが、非アパレル比率の上...

(今日の株式相場)大幅続伸か、米株高を好感の動きに 一時2万4000円台も

▽大幅続伸か、米株高を好感の動きに 日経平均は一時2万4000円台も 5日の東京株式相場は大幅続伸しそうだ。米大統領選の開票が進む中、米株式相場が大幅に上昇したのを好感する動きになるとみられる。米大統領選の開票が進む中、米株式相場は米議会選挙で上院が過半数を占めるとの見方から……▽注目銘柄・2銘柄▽今日の行事予定(発表予定など)▽前日の相場予想……など。▽関連コンテンツ・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐ....

最優秀賞に「オンライン国際交流」 助成金500万円・兵庫県の起業家支援で審査会

 兵庫県と、外郭団体のひょうご産業活性化センターが起業プラザひょうご(神戸市中央区)で4日に開催した「ポストコロナスタートアップ支援事業」の最終審査会では、最終審査に残った10事業のうち、日本と海外の学校をオンラインで結んで社会課題について議論する学習機会の提供を打ち出した「With The World(ウィズ・ザ・ワールド)」(神戸市中央区)の五十嵐駿太氏(写真右)が最優秀賞を獲得した。事業の実現に向けた最大50...

さくらKCS、名古屋市に新営業拠点 製造業向けに販売強化へ

 総合情報サービスのさくらKCSは4日、名古屋市中区に新拠点「名古屋オフィス」を開設すると発表した。2021年4月の開設を予定する。在宅勤務でも経費精算を進めやすくするシステム「経費キャッシュレス」や、決済関連サービス「さくらUTOPIAゲートウェイ」など自社の製品・サービスの需要拡大を見越し、製造業を中心とした中京地区での販売を強化するのがねらい。 11月に「名古屋オフィス開設準備室」を設置し、名古屋...

さくらKCSの4〜9月期、純利益18%減 前年同期に改元・消費税率対応

 さくらKCSが4日発表した2020年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%減の2億8300万円だった。前年同期に改元や、消費税率引き上げに伴うシステム対応の需要が膨らみ、要員稼働率が大幅に高まった反動が表れた。4〜9月期に計上を予定していた案件が10月以降にずれ込むことになった影響も出た。投資有価証券売却益1億500万円を特別利益に計上したが、補えなかった。 売上高は2%減の108億円、営業利益は30%減...

神鋼環境の4〜9月期、純利益16%減 前年同期に契約解約益で反動減

 神鋼環境ソリューションが5日発表した2020年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%減の3億5800万円だった。前年同期に特別利益として計上した契約解約益の6億4900万円がなくなった。特別損失として廃棄物関連の設備除却損2億4100万円を特別損失に計上したのも響いた。税金費用の減少などで補い切れなかった。 売上高は19%増の458億円、営業利益は4倍の7億800万円になった。事業分野別の売上高は、水処理関連が...

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