井戸兵庫知事、新型コロナ「感染者が発生した飲食店は営業停止に」知事会で主張

 兵庫県の井戸敏三知事(写真、兵庫県庁にて)は8日午後にテレビ会議システムを通じて開催した全国知事会に出席し、「食中毒を起こした店は営業停止になるので、指定感染症である新型コロナウイルスでも同様の制度に置き換えるべきと、強く主張する」と述べ、クラスター(感染者集団)が発生した飲食店などを営業停止にする制度改正について言及した。 知事会での発言を終えた後に記者団の取材に応じた井戸知事は、「防御もしな...

新長田再開発の検証で有識者会議 「意思決定の過程追跡が必要」とも

 神戸市は7日、阪神淡路大震災から2カ月後の1995年3月に都市計画決定して開始した新長田駅南地区の再開発事業の完了にめどが付いたのを受けて、同事業を検証する有識者会議を開いた。被災者にとって早期の生活再建に寄与したのか、災害に強い街づくりはできたのか、などを改めて検討。そうした中で通算で326億円の収支不足が発生した意義などを探る。11月ごろまでに3回の有識者会議を開いて、年内にも報告書にまとめる方針だ...

ケミプロ化成、今期税引き益45%減に 紫外線吸収剤など販売減で

 ケミプロ化成は7日、2021年3月期の単独税引き利益が前期比45%減の5000万円になる見通しだと発表した。同社は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を合理的に算出できないとして、今期の予想を開示していなかったが、足元の動きを見て通期の予想を立てたという。新型コロナの影響で主力の紫外線吸収剤などの販売が減少する見通しだ。 売上高は6%減の100億円、営業利益は23%減の3億円を見込む。紫外線吸収剤のほか、添加...

カルナバイオの1〜6月期、最終赤字3億9700万円 創薬事業で大幅減収

 カルナバイオサイエンスが7日に発表した2020年1〜6月期の連結決算は、最終損益が3億9700万円の赤字(前年同期は11億9500万円の黒字)になった。研究用の素材を販売する創薬支援事業は順調だったが、創薬事業が大幅減収。契約先の中国の製薬会社バイオノバから契約一時金を受け取ったが、期中の収入では創薬事業での研究開発費用などをまかなえなかった。 売上高は前年同期比76%減の5億7900万円、営業損益は3億7500万円の...

六甲バタの1〜6月期、税引き益66%減 増収も減価償却費の増加で

 六甲バターが7日発表した2020年1〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比66%減の3億4500万円だった。自宅で過ごす時間が長くなったことで、家庭用チーズの販売が好調。同社全体として増収になった。だが19年4月に稼働した神戸工場(神戸市西区)などの減価償却費が増加し、大幅な減益になった。 売上高は2%増の266億円、営業利益は56%減の7億2100万円になった。商品別の売上高は、チーズ部門が2.1%増の253億円...

上組の4〜6月期、純利益15%減 新型コロナで荷動き低調

 上組が7日発表した2020年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比15%減の44億円だった。国内外の港湾機能が維持された中で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う海外の都市封鎖(ロックダウン)などもあり、神戸港はじめ国内外の港湾で荷動きが低調だった影響が出た。コンテナや自動車などの取り扱いが目立って減少したという。 売上高に相当する営業収益は9%減の646億円、営業利益は12%減の57億円になった。事業分野...

川西倉の4〜6月期、純利益3.6倍 新港地区再開発の補償金が押し上げ

 川西倉庫が7日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比3.6倍の5億2100万円だった。新港突堤西地区再開発事業に伴い、神戸市中央区にある神戸支店第3突堤営業所の建物を神戸市に譲渡。受取保証金の6億8000万円を特別利益に計上したことで、純利益が押し上げられた。貨物取扱高の減少による減収を補った。 売上高に相当する営業収益は3%減の58億円、営業利益は42%減の1億2500万円になった。新型コロ...

山陽電、4〜6月期で初の最終赤字 運輸業と流通業で損失・中間配は見送り

 山陽電気鉄道が7日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、最終損益が5億7300万円の赤字(前年同期は9億9000万円の黒字)になったと発表した。同社が4〜6月期で最終赤字を計上するのは、四半期決算の発表を始めた08年4〜6月期以来初めて。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運輸業で大幅に乗客が減少したうえ、山陽百貨店が食料品売り場以外で4月8日〜5月15日に臨時休業したことなども響いた。 売上高に相当する...

キムラタンの4〜6月期、最終赤字1億1000万円 費用減で赤字幅縮小

 キムラタンが7日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億1000万円の赤字だった。前年同期の1億4500万円の赤字から、赤字幅が縮小した。アパレル事業では減収だったが、店舗の営業時間短縮による人件費の減少や出張費の削減など、費用減が寄与した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い支給申請した助成金3600万円を営業外収益に計上したのも下支え。 売上高は前年同期比2%減の10億4700万円、営業損益は1億...

神戸天然物化の4〜6月期、小幅に最終黒字を確保 費用削減など寄与

 化合物の合成を受託する神戸天然物化学が7日に発表した2020年4〜6月期の単独決算は、最終損益が300万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)と小幅ながら黒字を確保した。売上高が前年同期並みで推移する中、減価償却費の減少や固定費の圧縮などが寄与した。新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞の影響は軽微だった。 売上高は前年同期比5%増の10億円、営業損益は800万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)だった。...

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